連合平和行動

連合徳島は、今年が戦後・被爆から80年の節目となることから、平和の尊さや戦争の悲惨さなどを次世代に継承すべく、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて、連合本部が「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で恒久平和を実現しよう」をテーマに主催する、沖縄・広島・長崎・根室の平和4行動すべてに代表派遣をすることとした。

平和行動in沖縄

沖縄「慰霊の日」である6月23日から24日にかけて「2025平和行動in沖縄」が現地沖縄県で開催され、連合徳島から1人代表派遣を行った。
23日には、那覇文化芸術劇場なはーと・大劇場にて、「2025平和オキナワ集会」が開催され、各構成組織・地方連合会から918人が参加した。
24日には「ピースフィールドワーク(現地視察学習)」を3つのコースに分かれて実施し、431人が参加した。在日米軍基地コースと2つの南部戦跡コース、それぞれを終えた後、「米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本見直し」を求める集会を沖縄県庁前県民広場で開催し、牧志公園までの約1.3kmにわたって国際通り沿道の方々に対して、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本見直しを求めるデモ行進を行った。

平和行動in広島

8月5日から世界で初めて原爆が投下された日である6日にかけて、現地・広島市において「2025平和行動in広島」が開催され、連合徳島から3人代表派遣を行った。
5日には広島市・上野学園ホールにて、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)と核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)の共催のほか、広島県、広島市、平和首長会議や全国のNPO・NGOなど多くの団体から後援をいただき、「被爆80年2025平和ヒロシマ集会」が開催され、各構成組織・地方連合会より1,711人が参加した。
集会の前段では、広島平和記念公園内の慰霊碑や記念碑を巡る「ピース・ウォーク」が実施され、430人が参加した。
集会終了後、原爆ドーム前に移動し、原爆死没者に対する追悼と恒久平和への願いを込めて「連合・原爆死没者慰霊式」が実施された。冒頭、出席者による黙祷を行い、井上晃・連合広島青年委員会委員長による誓いの言葉が読み上げられた。芳野友子・連合会長、大野真人・連合広島会長、リュック・トリアングルITUC書記長、リズ・シュラーAFL-CIO会長、ヤスミン・ファヒミDGB会長、ポール・ノワクTUC書記長、吉田昌哉ITUC-AP書記長、髙藤義弘・連合長崎会長による代表献花・献水に続き、各地域から持ち寄った献水、参加者一人ひとりによる献花を行った。

平和行動in長崎

8月8日から長崎に原爆が投下された8月9日にかけて「2025平和行動in長崎」が開催され、連合徳島・構成組織から4人の派遣を行った。
8日には長崎市・長崎県立総合体育館メインアリーナにおいて、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)と核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)の共催のほか、長崎県、長崎市、平和首長会議や全国のNPO・NGOなど多くの団体から後援をいただき、「被爆80年2025平和ナガサキ集会」を開催し、全国の構成組織・地方連合会から2,054人が参加した。
翌9日には「被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典」が開催され、午後からは原爆落下中心地公園・平和公園内の原爆慰霊碑や記念碑を巡る「ピースウォーク」を実施し、各地方連合会・構成組織から493人が参加した。

平和行動in根室

9月6日から7日にかけて北海道根室市において「2025平和行動in根室」が外務省、内閣府(北方対策本部)、独立行政法人北方領土問題対策協会からの後援を受け開催され、連合徳島から2人、代表派遣を行った。
6日には3つのコースに分かれて、北方四島学習会を行い、各構成組織・地方連合会会459人が参加し、北方領土返還運動について学びを深めた。
7日は根室市納沙布岬・望郷の岬公園において「北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)の返還! 日ロ平和条約の締結を!」をテーマに「2025平和ノサップ集会」が開催され、各構成組織・地方連合会から653人が参加した。

「平和の折り鶴」県民運動

連合徳島は、『さまざまな立場の人々がその思想・信条・宗教の相違を超え、平和を求める』ことを目的に、1家庭1羽の「平和の折り鶴」運動に取り組んでいる。各構成組織・各地協や関係団体より約37,000羽の折鶴が集まり、連合平和行動in広島・長崎への参加者が現地で献納を行っている。

page top