徳島県退職者連合について
徳島県退職者連合は「生き生きと安心して暮せる社会にしよう」をメインスローガンに活動を展開しています。
高齢者が安心して生きいきとした生活を送るためには、年金、医療・介護、税制などの改善、充実の取り組みが重要です。とくに年金は、高齢者世帯の平均年間所得のうち、その7割近くを公的年金が占め、年金収入だけで生活しており、年金制度のあり方は、高齢者の暮らしに大きな影響を与えています。
また地方や地域では、医療や介護、まちづくりなど地方行政に高齢者の声を積極的に意見反映させていくことが求められています。
退職者連合は、連合と連携して「働くことを軸とする安心社会」の実現を目指しています。高齢者が、安心・安全で持続性のある福祉社会を目指すことは当然です。退職者が集う一番の目的は、住み慣れた地域でのお互いの趣味やスポーツを通じた親睦と交流、文化的で健康的な充実した余暇活動などです。また、命のネットワークづくりや暮らしの充実活動、ボランティア活動などもあります。退職者組織では、“4つのお達者づくり”を提案しています。それは生きがいづくり、健康(寿命)づくり、仲間づくり、地域づくりです。こうした活動のベースになるのは、地域に居住する会員のみなさんの参加です。
政府や自治体に対して年金や医療・介護などの政策要求をすることにプラスして、暮らしと生きがい、支え合いのために社会参加の場をつくることは、退職者連合の社会的使命といえます。いいかえれば信頼される社会的な勢力として民主的国家が兼ね備えていなければならない社会的機能のひとつとなのです。退職者連合はこのために結成されたのです。
こうした社会貢献活動、ボランティア活動は、労福協や労金、全労済など労働者自主福祉団体と連携して取り組んでいくことが重要です。これらの活動を通じて連合が取り組む「地域に根ざした顔の見える運動」の一翼をしっかりと担っていきます。退職者連合は、そのために仲間を増やし、運動の輪を広げ、連合と手を携えて取り組んで行きます。