組織概要

会長挨拶

~安心して働き暮らせる社会へ~日本労働組合総連合会徳島県連合会 会長 川口誠二

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は連合徳島の運動に対し各別のご支援ご協力賜りましたことに心より感謝申し上げます。

 さて、2025年7月20日投開票で行われた第27回参議院議員選挙では、皆様からご支援いただき「広田はじめ」さんの再選を果たすことができました。ありがとうございました。比例代表では10人の組織内候補を擁立し闘いを展開しましたが、全員の当選とはなりませんでした。今回の選挙結果により政権与党が衆参共に過半数を割り込んだことで、野党との協議が必要となり、強引な進め方ができなくなったことで、私たちの声が国政に反映されることを期待したいと思います。ただ、高市首相になったことにより経済政策等期待する部分はありますが、外交問題等が懸念されます。

 2022春季生活闘争からスタートした「未来づくり春闘」 は、賃金、経済、物価を安定した巡航軌道 に乗せることを目標の一つとして位置づけ、中長期的視点から企業の持続的成長、日本全体の生産性向上につながる「人への投資」の重要性を強く訴えてきました。2025春季生活闘争では、33年ぶりといわれた20204春季生活闘争結果を上回る5.25%、16,356円という結果となりました。連合徳島集計では、加重平均全体で4.84%、15,428円、中小地場だけで見ると3.59%、9,270円という結果となり、連合全体・大手との格差は年々拡大しています。また、2025闘争では労働組合の有無による賃上げ格差も広がりました。労働組合に集う仲間を増やすとともに、労働組合のない職場への波及力を一層高めなければ、賃上げのすそ野は社会全体に広がらず、働く仲間全体の生活向上は実現できません。多様な働く仲間に向けて「みんなの春闘」を展開し、労働組合だからこそ、労使対等の立場で労働条件などの交渉ができるという労働組合の存在意義を広く社会にアピールし、仲間を増やし、集団的労使関係を社会に広げる必要があります。

持続的な賃上げと格差是正が実現できる環境をつくっていくためには、適切な価格転嫁・適正取引実効性あるものとしなければなりません。これまでのサプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配、働き方も含めた「取引の適正化」に連合本部、徳島県、徳島労働局、経営者団体と連携し取り組みます。

 連合は「働くこと」に軸を置き、働く仲間一人ひとりの尊厳とくらしを「まもり」、働く仲間・地域社会を「つなぎ」、社会・経済の新たな活力を「創り出し」ていきます。そのためには、すべての働く仲間・生活者の身近な存在として、構成組織・組合員とともに力強く運動を展開してまいります。

 今年が皆様にとって良い1年となりますようにお祈り申し上げますとともに、連合運動へのご理解ご協力をお願いし、新年のごあいさつといたします。

組織図

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「連合」は労働組合のナショナル・センター(全国中央組織)です。

組織名 連合徳島(日本労働組合総連合会徳島県連合会)
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