ボランティアサポートチーム
「連合徳島ボランティア・サポートチーム養成講座」は、労働組合の果たす社会的役割として、地域の一員であることの自覚を促し、災害時のリーダー育成と組合員のボランティア意識の向上、労働組合としてのネットワークを行かした地域貢献、地域住民とのふれあいの中から共生と協働を確立するための事業として発足し、今年で15年目を迎え、ボランティア・サポートチームへの登録も100人を超える成果を上げてきています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、多くの人命が失われると共に、現在もなお避難生活を強いられている方々が大勢います。徳島においても、昭和南海地震から60年あまりが過ぎ、記憶も薄れる一方で今後30年以内には50%を超える確率で、大きな地震が発生することが予想されています。
そこで一人一人が避難訓練などをはじめとした災害発生時の対策や防災に対する啓蒙活動などを日頃から行なっていることが災害時において地域の安全を大きく左右すると言われて、有事の際に大切なご家族や知人・友人・地域の方々を守るために活かされます。
養成講座では、実際の救急措置の講習や図上訓練、体験談講習などを通じて、防災意識の高揚と災害時の心構えを体得していただき、参加者の多く方から「参加して良かった」「是非何かの形で役立てたい」という感想をいただいております。
連合徳島は、引き続き「ボランティア・サポートチーム」による人材育成と災害支援体制の確立について市民と協働で一層の充実を図り、地域の安心・安全な暮らしに貢献してまいりました。
今年4月27日に、地震その他の災害時における支援活動に関する覚書を徳島県社会福祉協議会と交わしました。